私のやきもの作りは、湯呑みや飯碗を作る民陶への憧れに始まりました。小石原焼(福岡県)の窯元で二年間、ロクロ、釉かけ、窯詰め、窯焚き、田植え、稲刈りを学びました。
土に触れる日々の中で、ロクロで作る器だけでなく、元々形のない塊から直接手だけで作れるものへと興味を持ち始め、それは「器」であったり、ただの「モノ」であったりするようになりました。
小石原から京都、イタリアと歩くなかで「やきもの=器」という当初の考えは徐々に崩れ、より自由に土に向き合うことになり、「土で何か作れるのか」ということを近年考えています。
「器」と「モノ」をあまり距離感なく作り続けられたのは、学んだ土地である小石原とファエンツァ(イタリア)の名残りだと思います。
山本幸一
工房 熊本市河内町大将陣
096−277−2674
6月23-28日に県伝統工芸館で開かれる「工人往来 日韓国際交流展」に参加致します。ぜひお越し下さい。
4人展「薫風4マチエール」、「十器展」の最終回「Vol.5 お皿を作ってみる」に多数のご来場ありがとうございました。