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 夏と冬にいつも歩く砂浜がある。砂に埋もれた貝殻や木や石ころを見ると、どれも波に洗われて元の姿はない。角がとれて悪くない。時折その気になって捜してみるが、なかなか欲しいものは見つからない。
 今の仕事はこれを逆にやっているのではないかと思うことがある。つまり記憶としての泥に見合ったかたちを右往左往しながら求めているのではないか。どちらも不確かな出合いには違いない。
島田美術館 再開記念展
「泥のかたち」
2007年10月13-22日